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橋を渡る夢

夢の象意(むしょう)

橋を渡る夢は、関門を越えること、運勢の転換、未来への過渡を主な意味とします。橋が堅固で、平穏に渡りきれるのは吉、壊れた橋や危険な橋、渡るのを怖がるのは凶であり、人生における関所、事業の節目、吉凶の進退を象徴しています。

解夢総訣(かいむそうけつ)

長橋安穏にして前路に奔るべし。緩歩通行して百事紛わず。危橋険道にして運勢屯すること多く。断橋は渡り難く謀事門なし。

象曰(しょうかつ)

飛梁路を跨ぎ、気運相渡る。橋固くして心寧らか、福沢自ら固し。梁傾き路険し、心事苦に縈る(ながる)。安步橋に登り、前路栄祜(えいこ)なり。

分境解釈(ぶんきょうかいしゃく)

  1. 橋梁が堅固で、ゆっくりと落ち着いて渡る夢: 人生の難関を楽々と乗り越え、事業の隘路(あいろ)を突破し、運勢が下降から上昇に転じ、前途が平たんなことを示します。
  2. 親族や友人と一緒に渡り、支え合う夢: 人縁に恵まれ、団結して物事に当たり、困難があれば助け合い、共に乗り越え、事業にも生活にも頼るべきものがあることを示します。
  3. 橋が幅広く平らかで、はるか遠方まで続く夢: 物事を見る視野や立場が広がり、機会が目前にあり、出世や財運に昇進・上昇のチャンスがあることを示します。
  4. 橋が揺れて危険で、足を踏み出せない夢: 進む先に隠れたリスクがあり、内心に自信が足りないことを示します。軽々しく決断せず、保守的になら様子を見るのが良いとされます。
  5. 橋が途中で壊れ、渡り切れない夢: 計画中の事柄が途中で頓挫し、縁や機会が断たれ、協力関係や感情面でも途中で変化が起こりやすいことを示します。

核心象意

橋を渡ることは、人生の難関、事業の転換期、縁や機会の過渡、人間関係の共助を象徴しています。橋が堅固で、平穏に渡りきれ、誰かと一緒に渡るのは吉で、難関突破、運勢上昇、貴人(きじん)の援助を暗示します。危険な橋に怖気づく、壊れた橋で渡れない、橋が揺れるのは凶で、前途に危険がある、計画が阻まれる、好機が途絶えることを示します。人生は橋を渡るが如し、心が定まれば道は安定し、正道を守りゆっくり進めば、自然に人生の難関を安らかに越えられるのです。

古典からの参照

  1. 《周公解夢》

    梦过桥者主通津,桥固安稳福运新;宽梁直道前程阔,结伴同行贵人邻;危桥胆怯多阻滞,断桥难渡事难伸。

    解釈: 橋を渡る夢は、関所を無事に通ること、運勢の過渡期を暗示します。橋が堅固で無事に渡りきれば、福運が新たになります。幅広く真っ直ぐな橋で前途は広く明るく、親しい者と共に渡れば、貴人が側に寄り添います。危ない橋に怖気づけば、行く手に多くの障害が、橋が壊れていて渡れなければ、心に描いている事は成り立ちにくくなります。

  2. 《夢林玄解》

    桥者,渡厄之梁、转机之径也;桥固则路稳运通,桥宽则志展途昌;怯于过桥者心弱运淹,断桥阻隔者事断缘绝;安步而渡,乃守时知变之吉兆。

    解釈: 橋とは、災厄(さいやく)を渡る梁(はり)、好転への道筋です。橋がしっかりしていれば道は安定し運が通じ、橋幅が広ければ志は伸び進路は栄えます。渡るのを怖がる者は心弱く運が停滞し、壊れた橋が阻めば物事は断絶し縁も途絶えます。ゆっくり落ち着いて渡るのは、時節をわきまえ変化を知る吉兆です。

占断分述(せんだんぶんじゅつ)

  • 吉占(きっせん): 橋が堅固で平穏に渡りきれる、幅広い橋で遠方に続く、誰かと支え合って渡る夢は、関所突破、運勢上昇を主(しゅ)とし、大吉。
  • 平占(へいせん): 普通の小さな橋を通りすぎ、特段の危険や驚きもない夢は、運勢平穏、重大な関所や変動のないことを示します。
  • 凶占(きょうせん): 危険な橋が揺れ怖気づく、橋が折れる、途中で進めなくなる夢は、前途に危険あり、計画頓挫を主(しゅ)とし、凶。

よくある質問

質問:大きくしっかりとした橋を平穏に渡る夢はどんな前兆?
回答:吉兆です。人生や事業の重大な難関を超え、不運は止み、新たな運勢が開かれ、この先の道はますます順調になることを示しています。

質問:危険な橋を渡るのを怖がる夢は何を表す?
回答:今の機会は一見魅力的に見えても実際にはリスクが潜み、自身に自信がない状態です。軽々しく手を出さず、状況を見て待つのが賢明です。

質問:橋が壊れて渡れない夢は何に注意するべき?
回答:計画、協力関係、感情面などが途中で頓挫しやすい兆しです。どんな事にも万が一に備えた退路を用意し、全ての希望を一つの事に託すことは控えた方が良いでしょう。

質問:橋を渡る夢は全体として吉ですか、それとも凶ですか?
回答:夢の細部によって判断します。吉象は「橋が堅固で平穏に渡りきれる、幅広い橋で遠方に続く、誰かと支え合って渡る夢は、関所突破、運勢上昇を主(しゅ)とし、大吉。」を参考にします。凶象は「危険な橋が揺れ怖気づく、橋が折れる、途中で進めなくなる夢は、前途に危険あり、計画頓挫を主(しゅ)とし、凶。」を見ます。普通の小さな橋を通りすぎ、特段の危険や驚きもない夢は、運勢平穏、重大な関所や変動のないことを示します。

質問:橋を渡る夢で、凶象として読む場面はどれですか?
回答:危険な橋が揺れ怖気づく、橋が折れる、途中で進めなくなる夢は、前途に危険あり、計画頓挫を主(しゅ)とし、凶。この種の場面は、題名だけで決めず、本篇の凶象に沿って読むのが自然です。