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医者の夢

夢の象徴

医者は、病気や厄災を取り除き、心身を調養し、貴人の癒やしをもたらす。医者による診察や服薬による回復は吉、医者の無能さや治療の長引きは凶を意味し、健康運、心のわだかまりの解決、福と禍の癒やしを象徴する。

解夢総訣

医者に問診すれば、災厄侵さず。求医して治を得れば、福運に心安らぐ。医者に能力なければ、病厄体にまとわりつく。治療長引き癒えなければ、運勢は沈み消えん。

象曰

医者が夢に臨むは、気運が調い寧か。診察し治療施せば、福の恵み自ずから満つ。凡庸な医が診誤れば、心のことは平らかにならず。心静かに養生すれば、万事ことごとく成る。

分境解説

  1. 医者に会い、診察や丁寧な治療を受ける夢:心身の隠れた病いや、心のわだかまりや悩みが全て解決できることを主な意味とし、貴人が陰ながら調え助けてくれ、凶を転じて吉と成ることを示す。
  2. 医者が処方し服薬し、次第に回復する夢:健康状態が好転し、以前からの小さな病気や気がかりが消え、心境が安穏で、災いや煩いのないことを主な意味とする。
  3. 自ら進んで医者を訪ね、静かに心身を調養する夢:修養と養生を理解し、適時に心身の状態を調整して、潜在的な問題を回避し、運勢が安定していることを主な意味とする。
  4. 医者の医療技術が平凡で、長く治療しても効果がない夢:心のわだかまりや隠れた病いが解消しがたく、周囲の助けとなる人の能力には限界があり、諸事転機を得るのが難しいことを主な意味とする。
  5. 医者が他人の病気を治し、自分は善き心を生じる夢:心が仁愛と善に富み、徳を積み善行して福を受け、自身が病気や厄災から遠ざかり、福の縁が深いことを主な意味とする。

核心象義

医者は、 病気や厄災を取り除き、心身を癒し、心のわだかまりを解き、貴人の助け を象徴する。医者による診察と治療、服薬による回復、静かに心身を調養すること、善行を助け福を祈ることは吉とし、心身の健康、厄災の解消、貴人の助力を得ることを主な意味とする。凡庸な医の診療ミス、長引く治療の不調、求医しても良い結果を得られないことは凶とし、心のわだかまりが解消し難い、健康が危ぶまれる、運勢が低迷することを主な意味とする。体に小さな不調があれば早めに養生し、心に鬱積した思いがあれば早めに晴らし、善き心念を持てば、あらゆる病い侵さず、福運は長く続く。

古典からの参照

  1. 《周公解夢》

    夢印醫者主療身,問診诊治福安神;服药痊愈灾厄散,静心调养百事匀;庸医误治多烦扰,久疗难愈运难伸。

    解釈: 医者(医者)の夢は、主に心身を養い、厄災を取り除くことを意味する。医者を訪ね、丁寧に診察治療すれば、福気に包まれ心が安らかで落ち着く。服薬し次第に回復すれば、周囲の厄災や不運がことごとく散らされる。自ら進んで静かに心身を養生すれば、全てのことが平穏に順調に行く。凡庸な医者が診療を誤れば、生活に煩いや悩みが多くなる。長く治療しても癒え難ければ、自身の運勢は伸びていき難い。

  2. 《夢林玄解》

    印医者,疗身之疾、解心之郁之象也;良医施治,则身安理顺、福泽自来;庸医无术,则病缠心滞、运势难舒;梦求医而得治,是逢凶化吉之兆;梦见医而不疗,是自守安稳之征。

    解釈: 医者は、身体の病を治し、心の鬱結を解く象徴である。優れた医者による治療であれば、心身は安らかで、物事は順調に進み、福の恵みは自ずからやって来る。凡庸で術のない医者であれば、病がまとわり付き、心は滞り、運勢は伸びやかになり難い。夢の中で医者を求め、治療を受けて回復することは、凶事に出会いながらも吉に変わる兆しである。夢の中で医者を見るも治療を受けないことは、自身が穏やかに守る、安らかで安定した印である。

占断分述

  • 吉占:医者による診察治療、服薬による回復、静かな心身養生、医者が善行を助ける場面を見ることなど。病気や厄災を取り除き、貴人の癒やしをもたらす主な象で、大吉。
  • 平占:たまたま医者に出会う、行医を傍観する、診察治療を受けないことなど。心身が平穏で、大きな病気や災いの起伏はない。
  • 凶占:凡庸な医の診療ミス、長引く治療で癒えない、求医しても良い結果が得られない、心に憂いや恐れを生じることなど。心のわだかまりが解消し難く、健康を心配する主な象で、凶。

よくある質問

質問:医者が自分の病を見る夢は、どのような兆しですか?
回答:吉兆です。体の隠れた病気や、心の煩わしいことが全て解決され、貴人が陰で運気を調え助けてくれることにより、凶を転じて吉となります。

質問:医者の診察を受けて薬を飲み、次第に良くなる夢は何を意味しますか?
回答:健康状態が改善され、過去の小さな不調や煩わしい事柄が完全に消え去り、心境が平和で、生活が安らかで憂いのないことを意味します。

質問:医療技術の良くない医者に会う夢を見た場合、何に注意すべきですか?
回答:あなたを助ける周囲の人の能力には限界があり、物事に直面した時、過度に他人に頼ることはできません。結局は自分自身が着実に問題を解決すべきです。

質問:医者の夢は全体として吉ですか、それとも凶ですか?
回答:夢の細部によって判断します。吉象は「医者による診察治療、服薬による回復、静かな心身養生、医者が善行を助ける場面を見ることなど。病気や厄災を取り除き、貴人の癒やしをもたらす主な象で、大吉。」を参考にします。凶象は「凡庸な医の診療ミス、長引く治療で癒えない、求医しても良い結果が得られない、心に憂いや恐れを生じることなど。心のわだかまりが解消し難く、健康を心配する主な象で、凶。」を見ます。たまたま医者に出会う、行医を傍観する、診察治療を受けないことなど。心身が平穏で、大きな病気や災いの起伏はない。

質問:医者の夢で、凶象として読む場面はどれですか?
回答:凡庸な医の診療ミス、長引く治療で癒えない、求医しても良い結果が得られない、心に憂いや恐れを生じることなど。心のわだかまりが解消し難く、健康を心配する主な象で、凶。この種の場面は、題名だけで決めず、本篇の凶象に沿って読むのが自然です。