救出の夢
夢境象 (むきょうしょう)
救出は、転機と希望、貴人相助(きじんのたすけ)、苦境(くきょう)の化解(かげ)を主(しゅ)とする。成功して救われること、人に救われることは吉。救出に失敗すること、力を施せないことは凶。
解夢総訣 (かいむそうけつ)
危難(きなん)を救い出せば、福運(ふくうん)相伴う。貴人(きじん)の助けあれば、苦境(くきょう)自然と散る。成功(せいこう)して救えば、功徳(くどく)円満(えんまん)なり。救出に果(はっ)せずんば、禍難(かなん)断ち難し。
象曰 (しょういわく)
危難(きなん)に見るは情、救出に顕るは霊。救われて安らぎ得、気運(きうん)次第に寧らぐ。救いに成功あれば、福沢(ふくたく)自然と生ず。力天に回(めぐ)らざれば、百事平らかならず。
分境解釈 (ぶんきょうかいしゃく)
- 夢に貴人(きじん)に救われ、危難(きなん)を脱する:貴人相助、苦境化解、不運消散、安心と希望を重ねて得る。
- 夢に他人を成功裡に救い、善意を心に生ずる:善念(ぜんねん)を心に抱き、功徳を積み、人縁(じんえん)和合、将来に他人の助けを得やすい。
- 夢に心を一つに協力し、共に救出する:人縁(じんえん)は盛ん、チームワーク良し、苦境は迅速に化解、諸事順調に行く。
- 夢に救出が失敗し、力天に回(めぐ)らず:能力不十分、機会を逃す、苦境を化解し難く、運勢低迷。
- 夢に救おうとして、かえって巻き込まれる:善意が災いと化し、是非(ぜひ)が身に纏(まと)わり、自身も苦境に陥る、慎重な行動を要する。
核心象義 (かくしんしょうぎ)
救出は、苦境(くきょう)の転機、貴人相助(きじんのたすけ)、善の功徳(ぜんのくどく)、能力の担当を象徴する。人に救われる、成功して救う、力を合わせることは吉であり、窮地(きゅうち)打破、権勢(けんせい)獲得、福沢永続を示す。救出に失敗、力を施せない、人に巻き込まれることは凶であり、行き詰まり、糾弾(きゅうだん)、運勢低迷を示す。善の心を持ち、助けを喜び、貴人(きじん)の力を借りることを知り、自身の能力を高めることこそ、危難(きなん)の中での救出を得、また他者に希望をもたらすことができるのである。
古典からの参照
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《周公解夢(しゅうこうかいむ)》
夢被解救主吉昌,贵人相助福运长;施救有成功德显,解救无果运难扬;齐心协力困局解,好心牵连是非伤。
解釈: 夢に他人に救われるのは、吉の昌(さかん)なる兆しである。貴人(きじん)の助けを得て、福運(ふくうん)は長く続く。他人を成功裡に救えば、功徳(くどく)は顕わになる。救出に失敗し、力尽きるのは、運勢が振るわない。力を合わせて共通の救出に当たれば、苦境(くきょう)はすぐに解消する。善意が災いとなり巻き込まれれば、口論の被害を招く。
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《夢林玄解(むりんげんかい)》
解救者,善之显,贵之临;被救者,运之转,难之解;施救者,德之积,福之来;救而无果,力之不足,运之未到。
解釈: 救出する者は、善性(ぜんせい)が顕われること、貴人(きじん)の降臨(こうりん)の前兆(ぜんちょう)。救われる者は、運気の転換、苦難(くなん)の化解(かげ)の象徴(しょうちょう)。自ら救出を施す者は、徳(とく)を積む行為、福気の到来の前兆。救出に結果が伴わないのは、自身の能力不足、あるいは運気が未だ至らず、苦境を化解し難いことを意味する。
占断分述 (せんだんぶんじゅつ)
- 吉占 (きっせん):人に救われる、成功して救う、協力して事に当たる、危難(きなん)を脱する。窮地打破、権勢獲得、福沢永続に主(しゅ)し、大吉。
- 平占 (へいせん):救いを試みる、危険も驚きもなく、淡々と対処する。ほんの小さな悩み程度で、重大な災難の影響はない。
- 凶占 (きょうせん):救出に失敗、力尽きる、人に巻き込まれる、危難(きなん)に陥る。行き詰まり、口論招来、運勢低迷に主(しゅ)し、凶。
よくある質問
質問:夢に人に救われるのは何の前兆?
回答:吉兆(きっちょう)です。近いうちに貴人(きじん)が救いの手を差し伸べ、あらゆる困難はたちどころに解決し、安心と希望を取り戻せるでしょう。
質問:夢に他人を救うことの意味は?
回答:自らに善意の心があることを表します。人縁(じんえん)はますます良くなり、積み重ねた功徳(くどく)が福運(ふくうん)に変わり、将来、困難に遭った時にも必ず誰かの助けを得られるでしょう。
質問:夢に救出に失敗した場合、注意すべき点は?
回答:近頃、能力が不十分であり、機会にも恵まれていない可能性があります。無理に出しゃばらず、まずは自身の実力を高め、時機の到来を静かに待ってから行動するようにしましょう。
質問:救出の夢は全体として吉ですか、それとも凶ですか?
回答:夢の細部によって判断します。吉象は「人に救われる、成功して救う、協力して事に当たる、危難(きなん)を脱する。窮地打破、権勢獲得、福沢永続に主(しゅ)し、大吉。」を参考にします。凶象は「救出に失敗、力尽きる、人に巻き込まれる、危難(きなん)に陥る。行き詰まり、口論招来、運勢低迷に主(しゅ)し、凶。」を見ます。救いを試みる、危険も驚きもなく、淡々と対処する。ほんの小さな悩み程度で、重大な災難の影響はない。
質問:救出の夢で、凶象として読む場面はどれですか?
回答:救出に失敗、力尽きる、人に巻き込まれる、危難(きなん)に陥る。行き詰まり、口論招来、運勢低迷に主(しゅ)し、凶。この種の場面は、題名だけで決めず、本篇の凶象に沿って読むのが自然です。