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絵を描く・字を書くの夢

夢境象

絵を描き字を書くことは、文才と教養、才能の発露、心境の修養を主とします。書画が整然として流暢、意境が優美なのは吉であり、筆跡が乱雑、画作が破損しているのは凶で、学識と文才、事業における文筆、心性の修練を象徴します。

解夢総訣

筆を揮って書画す、文才これに相嘉(まさ)し。 字正(ただ)しく画美(うるわ)しければ、福澤限りなし。 筆勢流暢ならば、百事亨通して嘉し。 潦草破敗は、心事紛れて斜なり。 筆を落として成すあれば、名望増加す。

象曰

墨に濡れ筆を揮う、気運清高。 書文秀麗ならば、前路豊かに韶(うるわ)し。 筆滞り思(おも)い澁(しぶ)れば、謀事(はかりごと)多く労す。 心潜めて筆墨に親しめば、福澤長く昭(あきらか)なり。

分境による解釈

  1. 夢見提筆寫字、字跡工整秀麗:文才と教養が深く、物事を行うに条理が分明であり、文書事業、試験、考査などに全て好運あり。
  2. 夢見靜心作畫、畫作意境優美:心性が高雅で俗を脱し、才能が十分に発揮され、貴人の賞識を得やすく、名望が次第に高まる。
  3. 夢見寫字畫畫筆勢流暢、一氣呵成:考えが明晰で悟性が非常に高く、計画している事柄について文思(ぶんし)が泉のごとく湧き、進捗が順調で障害なし。
  4. 夢見字跡潦草凌亂、難以辨認:心が浮つき乱れており、物事を行うに計画性が乏しく、文書・考査、計画事などに手落ちが生じやすい。
  5. 夢見畫作殘缺破敗、畫不成形:才能が一時的に埋もれ、願望が完結し難く、短期間では発露の機会に恵まれにくい。

核心象義

絵を描き字を書くことは、文才と教養、才能の発露、思考の条理、心性の修養を象徴します。筆跡が整然として秀麗、描く画の意境が優美、筆勢が流暢で順調なのは吉で、文才が顕れて貴ばれ、考えが通り、貴人の賞識を受けることを主とします。筆跡が乱雑で整わず、画作が欠け損なわれ、筆を提げて澁(しぶ)るのは凶で、心が浮つき、才能が埋もれ、行いが手落ちることを主とします。筆墨に心性が見え、筆を落とせば人となりが見える。心静かに文を修め、心を落ち着けて力を蓄えれば、自ずから才能が発露し、名望が上がる時が訪れます。

古典からの参照

  1. 《周公解夢》

    夢寫字畫畫主文光,字正書秀福運昌;畫作清幽才情顯,筆勢流暢百事揚;潦草凌亂多疏失,畫作殘缺志難彰。

    解釈: 字を書いたり絵を描いたりする夢は、文運・文才の光が現れることを主とします。字跡が端正で秀麗であれば、福運が日に日に昌盛になります。画作の意境が清らかで幽玄雅致であれば、自身の才能が顕わになります。筆を下ろす勢いが流暢で自在であれば、万事に名が揚がり順調です。字跡が乱雑で整わず判別し難ければ、物事を行うに多く手落ちや過失があります。画作が欠けて形を成さなければ、自身の志向や才能が顕わになり難いです。

  2. 《夢林玄解》

    寫字畫畫者,文運之兆、心跡之映也;書端畫雅則心清運順,筆暢思敏則業進名揚;字亂則心躁事疏,畫破則志淹才隱;潛心筆墨,亦是修身立名之道。

    解釈: 字を書き絵を描くことは、文運の兆し、内面の心性の映しです。書法が端正で画作が雅致であれば、心は清く運は順調です。筆が流暢で才思が敏捷であれば、事業は進歩し名望は遠くに揚がります。字跡が雑乱であれば、心性は浮躁で行いがぞんざいです。画作が破損すれば、志は埋もれ才能は隱れます。心静かに筆墨の修養に浸ることもまた、身を修め徳を立て、名望を立てる道です。

占断分述

  • 吉占:字跡が整然として秀麗、描く画の意境が優美、筆勢が流暢で一気呵成である。文運が盛んで才能が発露することを主とし、大吉。
  • 平占:ただ何気なく字を書き絵を描く、平凡で良くも悪くもない。文才や運勢が平穏で、大きな波乱はない。
  • 凶占:字跡が乱雑で判別し難く、画作が欠け損なわれ、筆を提げて澁(しぶ)り思い浮かばない。心が浮つき、才能が埋もれることを主とし、凶。

よくある質問

質問:夢で字を整って綺麗に書くのは、どんな前兆ですか?
回答:吉兆です。文運が大きく上がり、試験、考査、文書仕事などに全て順調になりやすく、考えが明晰で、容易く頭角を現します。

質問:夢で絵の意境がとても美しいのは、何を意味しますか?
回答:心性が高雅で才能に恵まれ、容易く貴人に認められ、長所を発揮し、名望を高める良い機会があることを示します。

質問:夢で字が乱雑にグチャグチャになっているのを見た場合、何に注意すべきですか?
回答:近いうち心が浮つき、物事を行うに条理や計画が乏しく、文書や細かい点で間違いを犯しやすいです。心を静めて、落ち着いて事に当たる必要があります。

質問:絵を描く・字を書くの夢は全体として吉ですか、それとも凶ですか?
回答:夢の細部によって判断します。吉象は「字跡が整然として秀麗、描く画の意境が優美、筆勢が流暢で一気呵成である。文運が盛んで才能が発露することを主とし、大吉。」を参考にします。凶象は「字跡が乱雑で判別し難く、画作が欠け損なわれ、筆を提げて澁(しぶ)り思い浮かばない。心が浮つき、才能が埋もれることを主とし、凶。」を見ます。ただ何気なく字を書き絵を描く、平凡で良くも悪くもない。文才や運勢が平穏で、大きな波乱はない。

質問:絵を描く・字を書くの夢で、凶象として読む場面はどれですか?
回答:字跡が乱雑で判別し難く、画作が欠け損なわれ、筆を提げて澁(しぶ)り思い浮かばない。心が浮つき、才能が埋もれることを主とし、凶。この種の場面は、題名だけで決めず、本篇の凶象に沿って読むのが自然です。