誇らしさの夢
夢の象徴
誇らしさは主に、心の気が高揚することや名声成就、心持ちの盈ち欠けを表します。物事を成し遂げ、控えめに誇る、心にやましいところがない状態は吉。根拠なく傲慢になったり、誇示・自己満足にふけったりする状態は凶です。福と禍は心に由る、驕り高ぶる軍は必ず敗れる、という理が内包されています。
解夢の総訣
事を成し己を誇れれば、福運身に加わる。 心安らかで志し正しければ、前途限りなし。 虚栄の驕り傲慢ならば、禍い潜み宿る。 才を恃み己に満ちれば、運勢消え沈む。
象曰
心に自ら得るところあれば、気運和する。 実が至り名が帰す、福の恵みさらに多く。 浮誇に己を耀かせば、非難や物議がもまれる。 謙虚に控えめに己を持てば、万事波風立たず。
状況別の解釈
- 自らの力で事を成し遂げ、心に誇りを感じつつ、それを声高に表さなかった夢:実際の成果に見合う名声が得られ、能力が他者に認められ、名声が次第に高まり、将来が着実に栄える前兆。
- 親族や友人などの成功を心から喜び、誠実な誇りを感じた夢:家内が繁栄し、親族が成功する、自身もその福運の恩恵を連鎖的に受け、物事が順調に運ぶ前兆。
- 何の理由もなく自分はすごいと思い、人を見下すような誇りを感じた夢:気性が浮つき驕っている状態を示し、邪心ある者からの嫉妬を招きやすく、評判を損ね、見えない問題が潜む前兆。
- わずかな成果で大げさに誇り、見せびらかした夢:喜びが極まれば悲しみが生じるというように、繁栄から衰退に転じやすい、得意の後に必ず失意や行き詰まりが訪れる前兆。
- 過去の功績に誇りを感じつつ、さっぱりと心を解放できた夢:過去への執着から解放され、心が透き通り、現状を踏まえて新たな展開が始まる前兆。
核心的な象意
誇らしさは 名声と成就、心の修行、人望と評判、福禍を自ら制すること を象徴します。実績に見合う控えめな誇り、親族友人の成功に心から喜ぶ誇りは吉で、名声を得る、勢いをつける、家庭円満の前兆です。理由なき傲慢、自慢や自己満足、才を恃み驕ることは凶で、嫉妬を招く、名誉を損ねる、運勢下降の前兆です。志を遂げても驕らず、功績があっても誇示せず、謙虚な心を保つことで、初めて福運を長く守ることができます。
古典からの参照
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《周公解夢》
梦自豪者心气扬,实功自矜福运昌;亲眷荣光心自慰,虚骄自傲祸潜藏;小有成就多炫耀,得意过后运势凉。
解釈: 夢の中で誇らしさを感じることは、心の気が高揚することを表します。実際の功績に基づいて控えめに誇る場合、福運は盛んで長続きします。親族が栄光を浴びて自らを慰む(喜ぶ)場合、家内の福運も連鎖的に繁栄します。根拠なく傲慢で高ぶる場合、災いは目に見えずに潜んでいます。少しの成果で多くを自慢し得意になる場合、栄華の後には運勢は自然と涼しくなります(下降します)。
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《夢林玄解》
自豪者,功成心得之象也;有实而自安,则名福两全;无实而自矜,则招非损誉;谦则守成,骄则败事;心平气和,方得长久之福。
解釈: 誇らしさとは、功業を成し遂げ、心に得るものがあった象徴です。実際のところ(実力や功績)があり、自ら安らかに誇るなら、名声も福も両方得ることができます。実がないのに自尊心が強いなら、非難を招き名誉を損ねます。謙虚であれば成し遂げたことを守れ、驕れば物事を失敗させます。心が平静で和らげば、初めて長く続く福を得られます。
吉凶判断
- 吉占:実績に見合う控えめな誇り、親族友人の成功に心から喜ぶ、過去の功績をさっぱりと誇る…などは、名声を得て福を招き、家庭和合の前兆で、大吉。
- 平占:ちょっとした成果にほのかな誇りを感じる、誇示も傲慢もなく心が平穏である状態。運勢は平穏で起伏がありません。
- 凶占:理由なく傲慢に誇る、小さな成績で大げさに自慢する、才を恃み周りを見下す、などの状態。嫉妬を招き名誉を損ね、運勢が衰え始める前兆で、凶。
よくある質問
質問:夢で自分が事を成し遂げ、心の中ですごく誇らしく思うのは何の兆しですか?
回答:吉兆です。実力が目上の人や貴人の目に留まり、名声を得る、昇進・昇格する、認められる好機に恵まれるでしょう。
質問:夢で理由もなく自分は偉いと感じる場合、何に注意すべきですか?
回答:驕りたかぶり、敵を軽視しやすい傾向があります。周りに邪心のある者が嫉妬を抱く可能性があるので、地味に行動し、自分を誇示したり自惚れたりしないよう肝に銘じてください。
質問:夢で家族の成功を誇らしく思うのはいいことですか?
回答:家運が繁栄する兆しです。身内が順調に発展するだけでなく、自身の運勢も良い方向に押し上げられ、お互いに助け合う関係になるでしょう。
質問:誇らしさの夢は全体として吉ですか、それとも凶ですか?
回答:夢の細部によって判断します。吉象は「実績に見合う控えめな誇り、親族友人の成功に心から喜ぶ、過去の功績をさっぱりと誇る…などは、名声を得て福を招き、家庭和合の前兆で、大吉。」を参考にします。凶象は「理由なく傲慢に誇る、小さな成績で大げさに自慢する、才を恃み周りを見下す、などの状態。嫉妬を招き名誉を損ね、運勢が衰え始める前兆で、凶。」を見ます。ちょっとした成果にほのかな誇りを感じる、誇示も傲慢もなく心が平穏である状態。運勢は平穏で起伏がありません。
質問:誇らしさの夢で、凶象として読む場面はどれですか?
回答:理由なく傲慢に誇る、小さな成績で大げさに自慢する、才を恃み周りを見下す、などの状態。嫉妬を招き名誉を損ね、運勢が衰え始める前兆で、凶。この種の場面は、題名だけで決めず、本篇の凶象に沿って読むのが自然です。