飢餓の夢
夢の象
飢餓は、願いが叶わないこと、精神性の不足、財源の未開を象徴します。飢えを忍耐し志を貫けば吉、空腹を満たし飢えを解消すれば吉となります。一方、長く飢餓に苦しみ、食を求めて得られなければ凶です。これは、内なる欲望と運勢の盛衰を暗示しています。
解夢総訣
飢えを耐え志すなら、福と幸運が近づく。 食べ物を得て空腹満たせば、万事穏やかで心安らぐ。 長く耐え難き飢えに直面するなら、求めても思うに任せず。 食を求めても得られず、運気低迷。
象曰
腹中空し乏しければ、気運に瑕(きず)が潜む。 飢えを慎んで本分を守れば、福徳の萌芽が表れる。 貪り求めて食を探すとき、心の煩い交錯して増す。 久しく餓えて補いがなければ、謀ること多く損なわれる。
分境解説
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空腹を感じながらも平静に忍耐し本心を失わない夢: 大きな志を抱いているが、当面の境遇は清貧であることを示す。力を蓄え時機を待てば、後に必ず運気が開ける。
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飢えた後に美味しい食事にありつき、空腹と渇きが解消される夢: 現状の苦境や困難がやがて解決される前兆。求めていた事柄に目途がつき、財運や好機が訪れる。
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長く耐え難い飢餓にさらされ、心身ともに疲弊する夢: 満たされぬ欲望、叶え難い願望に悩まされることを暗示する。生活や仕事の各方面で不足や不満が生じやすい。
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あちこち食を求め歩くが誰の助けも得られず、何も得ずに戻る夢: 人との情が薄く、事に当たって助ける者に乏しいことを示す。孤立し戦いを進めても計画が成就しにくい。
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他人が飢えているのを見て哀れみを感じ、食べ物を与える夢: 心が広く厚みがあり、善行に楽しみを覚える気質の持ち主を表す。人との縁(福縁)を積み、後の世に援け手が多い。
核心象義
飢餓は 物質的欠乏、願望の未達成、精神性の修養、人間関係と福縁 を象徴する。 飢えを耐えて志を固めること、空腹を満たし飢えを解消すること、飢えた人々に食事を施すことは吉。これらは力を蓄えて運気が変わる、願いが叶う、福を積んで縁を招くことを示す。 長く耐え難い飢餓に遭い、食を求めて得られないことは凶。欠乏と孤独で願いが叶わない、孤立無援であることを示す。 清貧に耐え、寂しさに耐え、善行を施し善徳を積むことによって、自然と時が来て運気が好転する。
古典からの参照
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《周公解夢》
夢饥饿者主未济,忍饥励志后运起;得食充饥忧患散,长饥多乏事难遂;求食无援人情薄,济人饥饿福相随。
解釈: 飢えを夢見るのは、願いや好機が未だ実を結ばないことを示す前兆である。本分を守って飢えを忍耐し志を固めれば、後には必ず運気が盛んになる。食べ物を得て飢えが癒されれば、心の中の憂いや患いは自然と消え去る。長く飢餓に苦しみ心身が欠乏すると、心に思うことは遂げられにくい。あちこち食を求めるが援助が得られないのは、人との情が薄く助け手に乏しいことを象徴する。飢えた人を助け救えば、福や善縁が自ずとついて来る。
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《夢林玄解》
饥饿者,物未足、志未伸之兆也;能安饥则守本分、待时运;得食则困解愿遂;久饥则气弱运衰;济人之急,补己之福,天道循环之理也。
解釈: 飢えは、物が充足していない、志が伸びていない兆候である。能く飢えに安んじていれば本分を守り、幸運の時を待つことができる。食物を得て満たされれば、苦境は解消され願いは成就する。長く飢えれば気力が弱まり運気も衰える。他人の緊急事態(ここでは飢餓)を救済することは、実は自分自身の福運を補い豊かにすることであり、天の道理(善因善果、悪因悪果の巡り)に通じるものである。
占い分類
- 吉占: 飢えを忍耐し本分を守り志を固める、飢餓の末に空腹を満たす、飢えた人々に施しをすること。これらは好機到来、福徳積み、助力を得ることにつながり、大吉。
- 平占: 軽微な空腹感、あまり求めず、淡然と受け止めること。普段の運気は平穏で、大きな欠乏や波乱はなし。
- 凶占: 長く耐え難い飢餓、あちこち食を求めても無援助、飢えによって心に怨みを抱くこと。これらは願いが叶い難く、孤立無援の状態を表し、凶。
よくある質問
質問:自分が空腹で苦しいが、我慢している夢を見ました。どんな前兆ですか?
回答:現在は単に一時の低迷期であり、心をしっかり持って地道に努力し、この時期を乗り切れば、後に運気が大きく向上するでしょう。
質問:夢でお腹が空いたときに何かを食べました。これは良いことですか?
回答:吉兆です。悩みや苦境が終わろうとしています。手に入れたい機会や財運も確実に実現し、生活は次第に安らかになるでしょう。
質問:夢で飢えている人に食べ物を与えました。それは何を意味しますか?
回答:善行を積み、福徳を培っていることを示します。人との縁が次第に豊かになり、自分自身が困難に遭った時にも、きっと貴人(目上の援助者)が手を差し伸べてくれるでしょう。
質問:飢餓の夢は全体として吉ですか、それとも凶ですか?
回答:夢の細部によって判断します。吉象は「飢餓の夢で物事が整い、助けを得て、成就へ向かう場面は吉象として読みます。」を参考にします。凶象は「停滞、失敗、争い、損失に通じる場面は凶象として判断します。」を見ます。はっきりした吉凶の動きがない場合は、平占として控えめに読みます。
質問:飢餓の夢で、凶象として読む場面はどれですか?
回答:停滞、失敗、争い、損失に通じる場面は凶象として判断します。この種の場面は、題名だけで決めず、本篇の凶象に沿って読むのが自然です。